『 イタリア語の文法(前
編) 』
今回お世話になったのは、こちらの本です。イタリア車ですね、映っているのは。
生意気にも(爆)イタリア車を持っている弟(miniですが)に、昨年「車の写真を
撮って来て〜」と頼まれて大変でしたわ・・。最近日本にも取り扱っているお店が
あるので持っている人いますね。
隣にあるのは、リモンチェッロというお酒です。(まだ開けてない)
さて、本題に入りましょう。
イタリア語のアルファベットは、A〜Zまで21文字で、英語より少ないです。
そして、J、K、W、X、Yの5文字は、人名や地名なのの固有名詞に使われます。
読みは、ほとんどローマ字読みで大丈夫。
だたし、-mm-、-nn- は、例外で一つずつ読みます。
mamma マンマ nonno ノンノ
ローマ字読みでないものは、
c che(ケ)、chi(キ) ce(チェ)、ci(チ)
g
ghe(ゲ)、ghi(ギ) ge(ジェ)、gi(ジ)
gl gli(リ)
gn
gna(ニャ)、gne(ニェ)、gni(ニ)、gno(ニョ)、gnu(ニュ)
<挨拶>
Buongiorno, come sta ?(こんにちは、お元気ですか?)
Bene, grazie, e Lei ?(元気ですよ、ありがとう。それで、あなたは?)
Molto bene,
grazie.(とても元気です。ありがとう)
bene というのは、”よく”で、英語のwell に当ります。
e は、”そして”(英語のand)、molto は”非常に、とても”(英語のvery)とい
う意味です。
友だち同士などくだけた関係だと、Buoungiorno は、Ciao (やあ)、
返事も、 Bene e tu ?(元気だよ。で、君は?)
Molto bene.(とても元気さ)
です。tu は、”君”です。
<名詞>
すべて名詞は、男性名詞と女性名詞にわかれます。
主に語尾が変化します。
単数 複数
男性 -
o
- i
-
e
- i
女性
-
a
- e
なので、cappuccino やcaff・#12288;は、男性名詞、penna(ペン)は、女性です。
<数詞>
とりあえず、5まで載せます。
1=uno(un, una, un')ウーノ 2=due
デュエ 3=tre トレ
4=quattro クワットロ 5=cinque チンクエ
<不定冠詞>
不定冠詞は、un, unaというような、「ひとつの、ある〜」と特定しないものに
つくものです。
un + 男性名詞 un libro(本) un albergo(ホテル)
una + 女性名詞 una penna(ペン) una casa(家)
(例文) Che cosa è questo ?(これは何ですか?)
È un quaderno.((1冊の)ノートです)
<定冠詞>
誰々の、という風に、特定する場合は、以下の冠詞を付けます。
単数 複数
男性
il
i il libro i libri (本)
女性
la
le la borsa le borse (バッグ)
<形容詞>
単数 複数
男性 -
o
- i
italiano italiani
女性 -
a
- e
italiana italiane
un ragazzo
italiano due
ragazzi italiani
(1人のイタリア人の少年)(2人のイタリア人の少年たち)
una ragazza
italiana due ragazze
italiane
(1人のイタリア人の少女)(2人のイタリア人の少女たち)
このように、〜人というのも男性と女性に別れるのですが、例外があります。
単数 複数
男性・女性 -
e -
i giapponese giapponesi(日本人の)
un ragazzo
giapponese due ragazzi
giapponesi
(1人の日本人の少年) (2人の日本人の少年たち)
una ragazza
giapponese due ragazze
giapponesi
(1人の日本人の少女) (2人の日本人の少女たち)
なお、発音は「ジャポネーゼ」と言います。
<essere(be動詞)>
単数
複数
1人称
io(私は) sono
noi(私たちは) siamo
2人称
tu(君は) sei
voi(君たちは) siete
Voi(あなた方は)
3人称
lui(彼は)
loro(彼(彼女)らは) sono
lei(彼女は)
e
(Loro)(あなた方は)
Lei(あなたは)
例文: (Tu)Sei giapponese ? (君は)日本人なの?
Si,(io)sono giapponese. うん、(ぼくは)日本人だよ。
この essere という動詞は、今ままでこのシリーズでも出て来たように、
基本的でよく使われていて「いる、ある、〜である」という意味です。
(しかも主語により形を変えます)
また、カッコ付けしたように、このように変化で解るので主語はつけな
い場合が多いとの事です。(その辺りが英語と違う点です)
<avere(have動詞)>
avere は、「〜を持っている」という意味で、英語で言うhave です。
こちらも、先のessereと同様、1・2・3人称で姿を変えます。
でも、基本は名詞で示した、語尾を付ける事です。
1人称単数だけご紹介します。
io → ho
tu → hai lui/lei/Lei
→ ha
例文: Quanti anni hai ?(君はいくつ?)
Ho ventidue anni.(22歳だよ)
quanti は、quanto という数量を尋ねる疑問形容詞ですが、次のanni
(年齢)に合わせて語尾変化したものです。
ventidue は、”22”です。(venti=20、due=2)
ジョーファンの皆さんは、是非この”due”は覚えておきましょう!
<指示代名詞>
これ、それ、あれ、というのが指示代名詞です。
自分 questo(これ) ← → 相手 quello(それ)
quello(あれ)
こちらも、男性そして、単数・複数語尾変化します。
例文: Questo ・nbsp; il libro di Mario.(これはマリオの本です)
<前置詞>
1 a(英:at/to)場所・方向 「〜に、〜で/〜へ」主に都市名
Siamo a Firenze.(私たちはフィレンツェにいます)
2 in(英:in/to)場所・方向「〜に、〜で、〜の中に/〜へ」主に国・
地方名
Vado in America.(私はアメリカに行きます)
3 da(英:from)出発点「〜から」
Da dove viene ?(どこからいらっしゃいましたか?)
Da Tokyo.(東京からです)
4 di(英:of)所有・所属「〜の、〜に属する」
Sono di Roma.(私はローマ出身です)
ジョーだと、 Sono di Sicily.(私はシチリア出身です)となりますか。
また、essere di + 都市名「〜の出身である」もあります。
5 su(英:on)場所「〜の上に」
Ci sono due mele
su quel tavolo.(そのテーブルの上にリンゴが
2個あります)
mele(mela)=リンゴ
今日は長くなりそうなので、ここで切りたいと思います。
明日は、「所有形容詞」私の〜、という言い方から始めたいと思います。
語尾変化なんて難しいですが、基本さえ抑えれば何とかなるかなーという感じで
すが(え?わからんって?そうだよねー(こら))
ではまた後編・・。(あー、蜘蛛の子を散らすように行ってしまった・・・
(爆))