『 俺はそんな弱気は大嫌いだ ぜ 』

                         #23「大暴れメカ・ボール」






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                  大きな鉄の塊を倒す手段がなく、博士ばかりか健まで出動を決めかねている様
                  子。
                  そんな彼を見て苛立ち、ジョーが思わず発する台詞がこれです。



                    Io odio tale  debolezza.(イオ オーディオ ターレ デボレーザ。)


                    Ioは、主語の”私は”、odioは、”憎しみ、嫌悪感”、taleが”そんな”で、最後の
                    debolezzaは”弱いこと、無力”です。

                   「私はそんな無力なことに嫌悪感を覚える」となるのでしょうか。
                   これでは堅いので、”そんな弱気なのは嫌いだな”くらいでしょうかね。


                  (英)I  hate  such  a weakness.

                    これも「私はその弱さを嫌う」という直訳になります。

                    weaknessは、”弱点”という意味もあります。この場合は、”弱い気持ち”と
                    いうニュアンスでしょう。



                  リーダーとして健はメンバーを危険な目に会わせたくなかったですが、ジョー
                  はそんな彼の思いを知ってか知らずか、出動をためらっていると思ってついな
                  じった言い方をしたのですね。
                  健も博士もちゃんとはっきり言えばいいのになあと思ったりしますが、そこは
                  やはり日本人らしい奥ゆかしさ(?)なのでしょうか。外国人気質のジョーに
                  は通じないんですが(爆)



                  さて、今回で本年のイタリア語は終わりです。(注:12月30日掲載)
                  お付き合いくださいましてありがとうございました。また来年お会いしましょ
                  う(まだやんの?と言わないよーに(爆))



                   A  presto.  Ciao !







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