『 負け惜しみは よせ 』


                           #10「地底怪獣大戦争」





           
                   G10




                    
                    大きなアリさんメカを倒す作戦にレッド・インパルスに手柄を持ってかれ
                    た形になった時に甚平が「オイラたちだけでやっつけられたのに」と言う
                    と、こうジョーが彼を諌めます。


                     Non essere l'uva acerba.
                     ノン エッセレ ルヴァ アチェルバ

                     ここで「l'uva acerba」というフレーズが出てきます。これは、”酸っぱい
                     ブドウ”という意味です。(”uva”がブドウ)

                     英語で言うともっと分かりやすいです。


                     Do not be the sour grapes.

                     やはり「sour grapes」というのが出てきますが、これが”酸っぱいブドウ”
                     です。


                    これは皆さんもご存知だと思いますが、イソップ童話に由来しています。

                    狐がある日散歩をしていると、大きなブドウの木を発見。見ると美味しそ
                    うなブドウが成っています。食べたくて仕方がないけど届かない。
                    なので、悔し紛れにこんな事を言い出します。
                    「このブドウは酸っぱいので食べられない。だから、見るだけだ。」

                    つまり、届かなくて食べられないのを、「酸っぱいから食べないんだよ」
                    と言って”負け惜しみ”を言う、という故事から「酸っぱいブドウ=負け惜
                    しみ」という風に言うようになった、という訳です。まあこれは英語圏の
                    表現らしいですが・・。


                    こうしてみると、英語を何となく覚えていれば、このイタリア語なども関
                    連して覚えられそうです。文法とかは難しいですが(男性形とか女性形と
                    か)コツさえ掴めば何とかなる・・かな?


                    ではまた次回。


                    Magari  la prossima volta, Ciao !








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