『 クリスマス物語
』
2015.12.23 ブログより
ire Magi 『 東方の三博士 』
「見よ、東から来た博士達がエルサレムに着いて言いました
『ユダヤ人の王としてお生れになったかたは、どこにおられますか。わたしたち
は東の方でその星を見たので、そのかたを拝みにきました』
ヘロデ王はこのことを聞いて不安を感じました。エルサレムの人々もみな、同様
でした。
そこで王は祭司長たちと民の律法学者たちとを全部集めて、キリストはどこに生
れるのかと、彼らに問いただしました。
彼らは王に言いました
『それはユダヤのベツレヘムです。預言者がこうしるしています、
『ユダの地、ベツレヘムよ、
おまえはユダの君たちの中で、
決して最も小さいものではない。
おまえの中からひとりの君が出て、
わが民イスラエルの牧者となるであろう』」
そこで、ヘロデはひそかに博士たちを呼んで、星の現れた時について詳しく聞
き、彼らをベツレヘムにつかわして言いました、
『行って、その幼な子のことを詳しく調べ、見つかったらわたしに知らせてく
れ。わたしも拝みに行くから』。
彼らは王の言うことを聞いて出かけると、見よ、彼らが東方で見た星が、彼らよ
り先に進んで、幼な子のいる所まで行き、その上にとどまりました。 彼らはその
星を見て、非常な喜びにあふれました。 そして、家にはいって、母マリヤのそば
にいる幼な子に会い、ひれ伏して拝み、また、宝の箱をあけて、黄金・乳香・没
薬などの贈り物をささげました。
そして、夢でヘロデのところに帰るなとのみ告げを受けたので、他の道をとおっ
て自分の国へ帰って行きました。」
(マタイによる福音書より)