『 あの小屋にはいなかったんじゃねえのか? 』
Buongiorno tutti !
今年最後のイタリア語となりました。
今日は#95「合体忍者大魔人」からです。
自分のルーツを探るため単身ジュピター山へ向かった甚平。どうやらギャラクターが絡ん
でいるという情報を得て出動する忍者隊。健、ジョー、竜の3人が到着した頃、小屋が燃
え盛っていました。ジュピター忍者隊がどうやら火をつけたようです。そして近くには甚
平のバギーが。
果たして甚平はどうなったんだろう。
そんな光景を見ていたジョーは彼がこんなことで負けるはずはないと確信。そしてこう言
います。
「あの小屋にはいなかったんじゃねえのか?」
Non è forse che non erano in quella capanna?( ノン エー フォルセ ケ ノン エ
ランノ イン クエッラ カンパンナ? )
forse は、”多分””おそらく”という意味の副詞。
erano は、essere( エッセレ:〜がいる、〜がある )という意味の動詞
( 英語のBe動詞 )の半過去・大過去。
これは”彼らは”という単語を受けている形になるので、甚平だけだと”彼は”なので、
本来ならば era となります。
ここにはおじいさんと一緒だったので、”彼ら”となってもおかしくはないですね。
そこまで翻訳ソフトが判断したとは思えませんが^^;
quella は、”あの、あれ”、capanna は”小屋””ぼろ家””山小屋”という名詞
です。
(英)He was not in that hut?
hut は、”小屋”です。
ジュピター忍者隊との戦いの中で甚平は自分のルーツを知ることはできなかったけど、お
じいさんの言った「ふるさとは心の中で抱いておけ」という言葉をしっかり覚えておこう
と決心します。
これは他のメンバーたちの心にもしっくりいく言葉だったでしょうね。
次回は新年になります。今年もお読みいただきありがとうございました。また元気にお会
いしましょう。
Ci vediamo la prossima settimana !
Buon anno !( 良いお年を! )