< 2日目 世界遺産
ポンペイ >
中は大きな迷路のようになっていて、添乗員さんに付いてくのが
けっこう大変でした。今回参加したツアーは、計29名だったの
ですが、海外旅行に手慣れている方でも大変そうでした。
こうしてみると、ギリシャ神殿のような柱がたくさん点在するのが
わかります。同じ地中海にあるということで共通点があります。
それにしてもかなり気温が高くて暑い日でした。でも日本みたいに
湿気がないのでそんなに嫌な感じはしませんでした。
少し涼しい場所にくると、当時の様子が描かれた壁画が見えました。
そしてその下のケースに人の脚が見えますが、これは火山灰から逃れ
ようとして亡くなった人型です。その噴火後、火山灰から多くの遺骸
を引き上げた学者が、空洞になった体に石工を流し込み、その姿を
残そうとしたとのことです。
みな一様に熱い灰を吸わないように鼻や口を押さえていたそうです。
その中には、子供を守るように覆い被さる大人の姿もあるとか。
どんなに熱かったでしょうね。胸が痛みます。
こうして栄華を誇っていたポンペイは一夜にて消滅してしまったのです。
これはなんと、ピザ焼き用の釜です。この頃から変わってないですね。